山梨県南アルプス市、櫛形山の麓にある小さな焼き菓子専門店です。
地元食材や旬の果物を使用し、フルーツ農家の傍ら、ひとつひとつ素材に拘ったマフィンと焼き菓子を作っています。
山梨県産のフレッシュなフルーツはもとより、国産の旬なフルーツを仕入れて四季折々のお菓子を並べています。

マフィンは、ちょっと贅沢に。
乳と卵を使ったリッチな生地に、
自家農園のフルーツや
季節の素材を合わせて焼き上げています。
スコーンサンドは乳使用、卵不使用。
フルーツを味わうクリームを挟んで。
クッキーは、乳・卵・白砂糖は使わず、
プラントベースで、甘さ控えめに仕上げました。
気分に合わせて選べる焼き菓子。
どちらも、
「かわいい」だけじゃない、
わたしを満たすおやつです。
Lil Muffinについて
Lil Muffinは、
「自分を大切にする時間に寄り添う」ことをテーマにした、小さなマフィンのお店です。
子供の頃から、お菓子作りが大好きでした。
焼きあがる甘い香りとともに、家族や友達が笑顔になる——その瞬間が、何よりの幸せでした。
10代になると、カフェや古着屋を巡ることに夢中に。
原宿や下北沢、表参道でお気に入りのお店に出会うたびに、
「こんなワクワクする世界を、いつか自分でもつくりたい」と夢見るようになりました。
その想いを胸に、フランス料理の専門学校で学び、カフェで働きながら経験を重ねたあと、結婚を機に山梨へ。
そこで出会ったのが、夫の家族が代々大切に育ててきた桃やぶどう、野菜たちでした。
義父が心を込めて守ってきた畑は、今は夫と義母が引き継いで、日々丁寧に育てています。
「果物を焼くと、こんなに美味しくなるんだ!」
そんな感動が、私がマフィン屋を始めたきっかけでした。
これまではマフィンを中心にお届けしてきましたが、果物の魅力は、もっともっと広くて深い。
タルト、パイ、スコーン…その形を変えるたびに、果物は新しい表情を見せてくれます。
この美しい果樹園の景色と、農業に向き合う夫の姿に、私はいつも心を動かされます。
そんな彼の育てた果物を、私なりのかたちで焼き菓子に仕立てることが、何よりの喜びです。
そして、夫だけでなく、いつも美味しいぶどうやりんごを届けてくださる農家さんたちにも、心からのリスペクトを。
果物を育てる人の手仕事があるからこそ、Lil Muffinの焼き菓子は生まれます。
Lil Muffinは「果物の焼き菓子専門店」として、
季節の果物が持つ美味しさと物語を、もっと自由に、もっと豊かに届けていきます。
忙しい毎日の中で、ふと甘やかされたい瞬間に。
果物の焼き菓子が、やさしく寄り添ってくれますように。